イギリスで使われる英語のスラング15連発

イギリス英語を学びたい人のためにイギリスでよく使われるスラングを紹介します。アメリカ英語とはまた違った様々な表現を覚えておきましょう。

1. Knackered

「疲れた/ヘトヘト」

疲れた、ヘトヘトになった、などを意味するスラング。tiredの代わりに若者はこう言います。

I was knackered when I came home from work. 仕事から家に帰ってきたときにはヘトヘトだった。

2. Skint

「一文無しになった/お金がない」

破産した、お金がなくなった、などを意味するスラング。brokeと同義語。

Sorry mate, I can’t come out. I’m skint! 悪いけど、遊びに行けないわ。金がないんだ。

3. Quids in

「儲かった/あぶく銭を得た」

懸けなどで儲かった、宝くじやビジネスなどで大当たりをしてお金が入ってきた、などを意味するスラング。skintの対義語ともいえる表現で、経済的に裕福な状態を指します。ちなみにquidは「1ポイント」を意味します。

Bill was quids in from his bet. ビルは懸けで勝ったおかげでお金持ちだ。

4. Pants

「ひどい/ダメな」

本来は、ズボン、下着を意味する言葉ですが、スラングにおいては、ひどい、ゴミのような、ダメな、などを意味します。

The first half of the movie was pants. 映画の前半はひどかったな。

5. ​Dodgy

「怪しい/疑わしい」

信用できない、怪しい、疑わしい、などを意味するスラング。アメリカではshadyと言います。

They got involved with a dodgy businessman and lost all their savings. 彼らは怪しいビジネスマンと取引をして貯金を全て失ったんだ。

6. Snog

「キスする/イチャつく」

キスする、イチャつく、を意味するスラング。主に濃厚な熱いキスを指します。ハリーポッターの小説によく出てくる単語です。

Mike and Mary were snogging at the bar yesterday. マイクとメリーは昨日、バーでキスをしていたよ。

7. Pissed

「酔っぱらっている/ベロベロ」

お酒で酔っぱらった、ベロベロになった状態を指します。アメリカではpissedはしばしば怒る、という意味で使われますが、イギリスでは別の意味を持ちます。

Tony got pissed and fell down. トニーは酔っぱらって倒れた。

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8. Rubbish

「ひどい/バカげた/ゴミのような/クソみたいな」

ひどい、ゴミみたいな、価値のない、などを意味するスラング。クオリティーの低いもの、出来の悪いもの、バカげた物事に対して言います。

The book is absolute rubbish. その本は完全にゴミだ。

9. Brilliant

「いいね/すごいね/最高だね」

何かを誉めるとき、称賛するとき、にイギリス人が使うスラング。アメリカ英語の「cool」に相当します。しばしばbloodyをつけてbloody brilliant(とてもいいね/めちゃくちゃいいね)と言います。

Everyone has the day off tomorrow! 明日全員が休みになったぞ!

Brilliant! 最高じゃん!

10. Rightly so

「当然の結果だよ/そうなっても仕方ない」

それなりの理由があってのこと、~したのも無理はない、というニュアンスのフレーズ。イギリス人がよく使います。

The show was cancelled. A lot of people were furious, and rightly so. ライブがキャンセルになり、多くの人々が激怒していたが、それも無理はない。

11. Out on the pull

「ナンパしに行く/ナンパされに行く」

誰かと知り合うために遊びに出ることを意味する表現。ナイトクラブやバーに行くときなどに使います。

Sarah’s out on the pull tonight. Better watch out! 今夜サラはナンパ目的で遊びに出るつもりだから、注意してね!

12. Kip

「横になる/寝る/昼寝をする」

ベッドに横になる、寝る、などを意味するスラング。名詞としても動詞としても使えます。

After working double shift, I’m ready for the kip. ダブルシフトの仕事をしたから、もう寝るよ。

13. ​Skive

「さぼる/欠席する/不在になる」

仕事や学校などをさぼる、休むなどを意味するスラング。いるべきところにいない場合などに使います。

Rebecca isn’t here because she has skived off for a lunch time date. レベッカがここにいないのは、彼女がランチデートしているからだよ。

14. Scrummy

「美味しい/うまい」

scrumptious(ほっぺた落ちるほど美味しい)とyummy(美味しい)を合わせた造語。とにかく美味しいものに対して使います。しばしば魅力的な人、セクシーな人に対しても使われたりもします。

This turkey is absolutely scrummy. この七面鳥はまじでうまい。

15. Pear-shaped

「失敗する/上手くいかなくなる」

計画通りに行かなくなる、物事がうまく行かなくなる、などを意味するスラング。予定通りに物事が行かなかったときに使われます。

Everything was going well until the afternoon, then it all went pear-shaped. 午後まではすべてがうまく行っていたのに、それからは全部失敗だった。

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