Hiphop(ヒップホップ)で使われる英語のスラング【最新版】

ヒップホップやラップで使われる英語のスラングにはアメリカ人をはじめとするネイティブが聞いても分からない言葉が多く存在します。そこで最近流行りのヒップホップスラングをまとめてみました。

1. Bae

「ベイビー/一番大事な人」

babe(ベイビー)、またはbefore anyone else(誰よりも先に)を意味する単語。ネットスラングとしてもよく使われます。

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歌手のファレル・ウィリアムスが歌った「Come Get It Bae」により、一般にも広く知られるようになりました。

He’s my bae. 彼は私の一番大切な人よ。

2. Band

「1000ドル」

thousandの代わりに使われるスラング。「bands」と複数形にもできます。札束を結ぶのに「バンド(紐)」を使うことからこう呼ばれるようになったのが起源です。

I made 10 bands tonights. 今日、1万ドル稼いだぜ。

3. Turnt up

「酔っぱらう」

酔っぱらう、ハイになる、を意味するスラング。パーティーなどに関する会話でよく使われます。

Mike got supper turnt up at the party last night. マイクは昨晩のパーティーでものすごく酔っぱらった。

4. Ratchet

「下品な/貧乏臭い/尻軽」

下品な、貧乏臭い、ひどい、尻軽、などを意味するスラング。しばしば女性に対して使われます。

5. Thot

「尻軽女/ビッチ」

that hoe over thereの略語で、直訳すると「あそこに立っている尻軽女」、「向こうにいるビッチ」という意味になります。

What are you wearing girl? You are thot. なんて服を着てるんだよ。お前はビッチかよ。

6. Throw shade

「ディスる/悪口を言う/侮辱する」

悪口を言う、批判する、侮辱する、などを意味するスラング。直訳すると「影を投げる」となりますが、しばしばネットやSNSなどの場で表立って誰かをディスる、という意味で使われます。

Last night at the party all Jeffree did was throw shade at people. 昨日の夜のパーティーでジェフリーは人々をディスることしかしなかった。

7. Thirsty

「ムラムラしてる」

もともとは「喉が渇いている」という意味ですが、スラングでは「性的に興奮している」という使われ方をよくします。horny(欲情している)の代わりによく用いられます。

I always get thirsty looking at you. お前を見てると、ムラムラしてくるんだよ。

8. ASAP

「頑張れ!」

always strive and prosper(いつだって努力して成功しろ)の略語。ラッパー、エイサップ・ロッキーの造語です。

上手くやれよ、頑張れよ、といったニュアンスで使われます。As soon as possibleも同じくASAPと略されるので注意が必要です。

8. Low-key

「秘密/ここだけの話」

もともとは、控えめな、地味な、目立たない、という意味ですが、秘密、ここだけの話、といったニュアンスでも使われます。

Low-key I kind of like Katy Parry’s new song. ここだけの話だけど、ケイティー・ペリーの新曲結構好きなんだよね。

9. Swerve

「うせろ/消えろ」

鬱陶しい相手に言うスラング。どこかへ行け! 消えろ!などのニュアンスで使われます。ラッパー、プロデューサーとして知られるカニエ・ウェストの曲がきっかけで広まった言葉です。

I need to use the bathroom. Swerve man! 俺はトイレに行かないといけないんだ。どけって。

10. You ain’t about that life.

「らしくない/似合ってない」

必要以上に強がって見せる人、無理して自分以外の誰かになろうとしている、自分と不釣り合いなことをしようとする人などに使うフレーズ。

I wanna come to the party with you.  俺もお前と一緒にパーティーに行きたいんだけど。

Nah, you ain’t about that life. いいよ、お前には向いてないから。

11. Doing the most

「やりすぎ/張り切りすぎ」

頼まれていないことをする、必要以上にやる、やりすぎる、などを意味するスラング。

Girl, you are doing the most for that boy! ねえ、あの男の子のために尽くしつぎだから。

12. Feel some type of way

「変な感じになる/感じたことのない気持ちになる」

表現しようのない気持ちになる、初めての気持ちになる、変な感じになる、という意味のフレーズ。ラッパー、リッチ・ホーミー・クアンの曲によって流行ったスラングです。

When I went on that date, the guy reached over and kissed me. Now that made me feel some type of way. デートに行ったら、男が近づいてキスしてきた。そのせいでなんか変な気持ちになっちゃった。

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