ちょっと英語に慣れてきたら使いたくなるのがスラング。ネイティブスピーカーのように実際に現地の人々が日常で使うフレーズを一挙紹介します。
1、Chick
「女の子」
「girl」や「woman」の代わりによく用いられるスラング。とくに若い女の子を指すことが多いです。「Who’s that chick? あの女の子は誰?」といった感じで使われます。
2、Poppin
「最高!」
パーティー、クラブ、集まり、遊びなどに対して「最高」、「よかった」などと表現するときに使われます。
「It was poppin last night. 昨晩は最高だったよ!」。
また、場合によっては「What’s poppin? どうしたの?」と「What’s happening?」と同じ意味で用いられることも多々あります。
3、Dope
「格好いい!」
「すごい」、「最高」、「楽しい」、「格好いい」など興奮や喜びを表現するときに使われるスラングです。ヒップホップカルチャーの中でよく聞く単語です。
Eminem’s new album is dope. エミネムの新しいアルバムはカッコいい!
4、Sick
「すげえ!」
もともとは「病気」という意味ですが、スラングとして使われるときは「すごい」、「最高」、「いいね」などのポジティブな意味になります。特に素晴らしい体験や出来事などに使うことが多いです。
The party was sick yesterday! 昨日のパーティーは最高だったよ!
5、Awesome
「いいね!」
「最高」、「いいね」、「素晴らしい」などの意味合いを持つスラング。アメリカ人の間でよく言われます。
「The movie was awesome! I loved it! 映画は最高だったよ。とても気に入った」といった使い方が一般的です。
6、Chilling
「リラックスしてる」
動詞 to chillで「リラックスする」、「のんびりする」といった意味になります。例えばこんな会話のやり取りをよく耳にするはずです。
What are you doing? なにしてるの?
i’m just chilling. ただのんびりしてるだけ。
7、Hot
「セクシー!」
もともとは「熱い」という意味ですが、スラングでは「セクシー」、「色っぽい」、「色気のある」といった魅力を表す意味になります。女性にも男性にも使えます。
美人な人を見ると、「She is so hot! 彼女はすごく色っぽいね」などと男が興奮して言ったりします。
8、Cool
「いいね!」
「いいね」、「格好いい」、「素晴らしい」といった誉め言葉として使われるスラングです。優れた人、物、アイデアなどに対して言う言葉です。
もともとの意味は「涼しい」、「寒い」などを表しますが、スラングでは意味合いが全く違います。日本語の「クール」ともまた違うので注意が必要です。
例・「Your boyfriend seemed like a cool guy! あなたの彼氏はいい人そうだね」
9、Be beat
「ヘトヘト」
動詞「to beat」には「打ち勝つ」、「叩く」、「倒す」などの意味がありますが、この場合は「へとへとに疲れた」という意味になります。例えばこんなときに使います。
Do you want to go out tonight? 今夜出かけない?
Sorry, I can’t. I’m beat and I have to wake up early tomorrow. ごめん。無理だわ。ヘトヘトなんだ。明日も早く起きないといけないし。
10、Asap
「できるだけ早く」
「As soon as possible」の頭文字を取ったスラングです。「エイサップ」と発音するのが正しい読み方です。SNSやメッセンジャーはもちろん会話で使う人もいます。
When will you arrive? いつ到着するの?
Asap! できるだけ早く着くようにする!
11、Hang out
「遊ぶ/時間を過ごす」
一人で、あるいは誰かと遊ぶ、時間を過ごす、といった意味合いで使われるスラングです。特に何かをするのではなく、ブラブラしたり、ダラダラしたり、というニュアンスが強いです。
What are you doing? 今何してるの?
Nothing much, just hanging out with Sally. 特に何も。ただサリーと遊んでるだけ。
12、Bestie
「親友」
best friendの省略形です。親友、仲の良い友達を表すときに使います。
She’s my bestie. 彼女は私の親友です。
13、Geek
「オタク/真面目」
勉強ばかりしてる人、パソコンやゲームなど特定の分野に夢中であまり社交性のない人などに使う言葉です。ネガティブな意味合いで使われることのほうが多いです。
What do think of the new girl Amanda? アマンダっていう新しい子のことどう思う?
Not much, she seems like a geek. She spends all her time in the library! 別に。なんかオタクっぽいよね。いつも図書館にいるし。
14、Nerd
「オタク」
geekと同じように特定の物事に強い興味を示すものの、反対に社会性や社交性に欠ける人のことを指します。ネガティブな使い方をよくされます。
You’re such a nerd! 全くお前はオタクだなぁ。
15、Buck
「ドル」
「dollar」の代わりにアメリカでよく使われる言い方です。複数形は「bucks」になります。若者の間、値段の話をするときには必ずといっていいほど出てくる単語です。
「This costs 200 bucks. これは200ドルになります」といった使われ方が一般的です。
16、For real
「本当に/まじで」
信じられないことなどを言われたときに「本当に?」と聞き返すスラングです。アメリカ人がよく言います。
I just got a raise! 給料を上げてもらったんだ!
For real? Good for you! まじで? おめでとう!
17、Screw up
「失敗する/ミスる」
「やらかす」、「失敗する」、「台無しにする」などの意味を持つスラングです。失態を犯したときに使う言葉です。
「 I’m sorry. I screwed up. ごめん。やっちまった!」みたいなノリで使うといいです。
18、Babe
「ベイビー」
babyの別の言い方で、特に好きな人、愛しい人を呼ぶときに使います。親しくない人に使うと、変なふうに思われるので注意しましょう。
19、Have a blast
「楽しい!」
「いい時間を過ごす」、「楽しむ」などの意味のスラングです。過去形にして使うことが多いです。
How was your date? デートはどうだった?
I had a blast! She is so cool! すごく楽しかったよ。彼女は最高なんだ。
20、Crash
「寝る」
もともとは「ぶつかる」、「衝突する」といった意味の動詞ですが、「sleep」の代用としても使われます。イメージとしては疲れてヘトヘトになってベッドに直行する、といった感じです。
I’m so tired. I’m going to crash in a bit. すごく疲れたよ。もうすぐ寝るよ。
21、Creep
「キモい」
気持ち悪い人、気味の悪い人に使う言葉です。どちらかというと、男性によく使われます。名詞として使うときは「He is a creep.」、形容詞として使うときは「He is creepy.」となります。
22、Sweet
「嬉しい!」
素敵、素晴らしい、優しい、うれしい出来事などに対して使う表現です。もともとは「甘い」という意味ですが、スラングとしては意味が変わります。
I bought you a flower. あなたに花を買ったんだ。
It’s so sweet. 嬉しい!
23、Bail on someone
「ブッチする/ドタキャンする」
誰かと会う約束を破る、待ち合わせをキャンセルする、誰かを見捨てる、などを表すスラングです。
I can’t believe you bailed on me. 君がドタキャンするなんて信じられないよ。
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